昨夜、辻堂駅近くの居酒屋での話。

  隣の席で会話を弾ませていたのがボクと同年代のオジさん二人。
  あまりにも楽しいそうに話すので失礼とは思いながら、なんとなくその内容を聞いてしまった。

  二人は元同僚で、友人関係はもう30年以上になるらしい。
  仕事の話から始まり、昔の思い出話へ。そして家族の話、孫の話と続いた。
  
  そこで、ボクから見て左の、やや太ったオジさんが嫁の自慢話をしだした。
  「まだ、23歳なんだけど、何しろ料理がうまいんだ。是非キミにも食べさせたいよ」
  「いいねえ、じゃあお言葉に甘えて今度ごちそうになりにいくかな。でもまあ年もおしせまってき   たし来年かな」
  「何言ってんだよ、まだ11月じゃないか、今年中においでよ。いつでもいいから」
  「平日でもいいかな」
  「いいよいつだって。じゃあ決めようか・・・」
  
  と言って、二人とも手帳出したのだが、そこでボクは思った。「何か忘れてませんか?」って。

  そこで誘われた方の真面目そうに見えるオジさんが、さすがに
  「お嫁さんとか息子さんの都合は聞かなくていいのか」と心配そうに言った。
  すると太ったオジさんが驚くようなことを言った。
  「いいよ、気にしなくてそんなの。俺はねキミが好きなんだよ。だからキミの予定が最優先。
   もう今日は酔ったから言っちゃうけどさあ、もしキミが女だったらさ、俺は絶対キミに結婚申し  込んでる」
 
  え~、なんじゃそりゃ!と、その言葉にボクは衝撃を受けながら、
  そう言われたオジさんがどんな返事をするのかと期待して見たら、彼は真面目な顔して
  
  「ダメよ~、ダメダメ~」と言った。