ボクよりちょっと年下で真面目男の独身K君が
「駅の手前の交差点近くにスナックあるでしょ。あそこでバイトしてるR美ちゃんがね、焼き鳥食べに連れてってほしい、なんて僕を誘ってくれたんだ」と嬉しそうに話してたのが確か2ヶ月ほど前だった。
そのK君に久々に会ったので
「R美ちゃんと焼き鳥デートはどうだった?」と聞いたら、
「彼女、昼の仕事が忙しいらしくて、時間が合わなくてまだ行ってないんだ。店に行くたびに、来週とか再来週とか予定を組み直すんだけど、いつもドタンバで、仕事が入っちゃうんだよね。僕は彼女からいつOKが出てもいいように、予定はずっと入れてないんだけど」と、寂しそうに言った。
あ~、このパターンか。と納得したボクは
「K君、そろそろ自分の予定を一番に考えた方がいいかも」と先輩らしくアドバイスした。
その数日後の夜、ちょっと酔っていたボクは、なんとなくそのスナックに寄ってみた。
そこにはK君が想いを寄せる、30代前半に見える可愛い感じのR美ちゃんが居た。
いろんな話しをし、ボクが2杯目のハイボールを飲み始めた時、R美ちゃんが言った
「今度、焼き鳥食べに連れてってください」と。