先週末の午後、ある有名な餃子屋さんで、中華丼と餃子を注文し、出来上がるまでの時間、いつものように周囲を観察していた。
すると、斜め前に座るオジさんが餃子をつまみながらビールを飲みつつ、文庫本を読んでいた。
そのオジさんを何となく見ていたら、ビールのコップではなく水の半分入ったコップにビール瓶を傾けたので「違う違う、オジさん違うよ」とボクは心の中で呟いた。しかしその声は勿論オジさんには届かず、水の半分残ってるコップにビールは注がれた。
その瞬間、ボクは今度は「アッ」と思わず声をだしてしまった。
するとその時、隣りでラーメンを食べていたオバさんが「変な人を見つけた」というような感じで、ボクをジロジロ見た。
でもボクは、そんなオバさんのことより、水割りビールを飲んだオジさんの驚く顔が見たかったので、そのオジさんの表情をじっと見ていた。
するとどうだ、そのオジさんは何事も無かったかのようにそのビールを飲み干し、文庫本のページをめくったのだ。
そこで
「せっかく見てるんだから驚いてくれよ!」と心の中で呟いたら、隣のオバさんがうなずいた。
ナンデだ!?