昨日夕方お見えになった女性のお客様が、スイーツを食べるか食べないかで随分迷ってた。その姿を見ながら
 「人生って、常に相反する欲望の二者択一なんだなあ」と、つくづく思った。
 薄着になる夏だから「やせたい、でも食べたい」そんな気持ちで迷っていたのだろう。
 
 ボクも学生時代「クラブ活動か勉強か」じゃなかった「学校か女性か」で、ずいぶん悩んだ時期があったなあ。
 
 知り合いの女性Mさんは「ハンサムなN君か、金持ちのS男か」で迷ってたし、古い友人のA君はしばしば「長年連れ添った妻か、クラブ勤めの愛人か」で悩んでた。
 
 何故悩むのか。それは人間が欲張りだから。
 結局は妻も愛人も両方欲しいのだ。
 しかし世の中はそんなに甘くはなくて、愛人を喜ばせながら妻をも満足させるなんてのは、影武者でも居ない限り不可能。
 
 MさんもA君も、結局は両方とも失った。
 欲望の両立はやっぱり難しいというわけだ。