昨日は雨ではあったが、古新聞の回収日だった。
 ボクはいつものように、古新聞を所定の袋に詰め、紐を十字にかけてしばり、指定された用紙を上に乗せ、玄関横に置いた。
 
 昼前には業者の人が来て、その新聞を回収し、代わりにトイレットペーパーを置いていく。
 これは多分、どこでも同じシステムだろう。
 
 しかしだ、昨日はその新聞を置いた場所に、トイレットペーパーがなかった。回収業者さんは確かに来たのに。
 
 そういえばその頃、十代後半に見える若者3人が、店の前で大騒ぎして遊んでいた。
 その3人が何をしていたのかといえば、雨の中、髪も服もずぶ濡れになりながら、豆まきの豆で戦争ごっこをしていたのだ。若い時は何をしても楽しいし、夢中になれるものなのだが・・・。
 
 というわけだからきっと、豆戦争終了後、びしょびしょになった服や髪を拭くものが必要になって、目の前に置いてあったトイレットペーパーで、ということになったのかもしれない?。

 そこでボクは心から祈った
 「どうか紙よ、この幼き若者たちのずぶ濡れになった髪を拭いたまえ!」と。