雑誌『横浜ウォーカー』に、神奈川県内の日帰り湯の割引券が付いていた。節約オヤジがそんな券を見逃す訳が無い。というわけで日曜日、箱根へ出かけた。
 紹介されていた数あるお風呂の中から選んだのが。箱根の山の中程にある、宮の下近くの『てのゆ』という日帰り温泉。
 料金は平日1200円、土日祝日は1600円だが、割引券を使うとなんと半額だ。
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  到着はお昼近くだったのだが、浴場に入ると、他の入浴客は小さな男の子とそのパパの二人だけ。
 ボクは早速露天風呂へ行き、山の景色を眺めながら、ゆったり温泉を満喫していた。 
 5分ほどすると、その二人も出て行って、なんとその大きな浴場が貸し切り状態になった。
 
 その瞬間、反射的にある想いがムクムクとわき上がって来た。
 それは、いい年をしたオヤジのすることじゃないし、してはいけないことだ。
 しかし、恥ずかしながら、気持ちを抑えきれなくなって、気がついたらやっていた。
 
 すると脱衣場の方からさっきの子供の冷たい声がした。
 「パパ、お風呂で泳いじゃいけないんだよね」