昨夜、閑古堂のお客さんである美容師Kさんとお酒を飲む機会があった。

 飲みながらの話の中で、そのKさんが
 「職場での朝礼の時、閑古堂さんの話をしたんです。そしたら店長が『そのマスターってこんな感じの人じゃない?』って言って・・・」

 その話を聞いた時、ボクの得意技である幻想的妄想が瞬時に膨らんだ。

 その職場では今頃、閑古堂のマスターって、還暦近くの福山君みたいな感じの人・・・? 
 そんなイメージが広がってしまったに違いないと確信したのだが、
 そうは言っても、ボクも大人だから、ちょっと冷静になって、店長がどういう感じでボクという人間を想像していったのか、考えそうなことを整理してみた。
 
 「一見頑固で我がままそうな感じがする」
 「でも実は優しいんじゃないかな」
 「飲食店の店主らしく白衣が似合うと思うんだけど」
 「眼鏡をかけているでしょ」
 「ひょっとして髪の毛ががウスイんじゃない」

 具体的に言うと、テレビ番組の
 「そうだ『渡る世間は鬼ばかり』の幸楽の・・・」

 『角野卓造じゃねえよ!』