「あれ、閑古堂は3月20日で開店2周年じゃなかったですか?」 
 なんて聞いてくれた方は、残念ながら一人もいなかった。

 まあ2周年というものは、そんなものなのだ。

 日本人にとっての大切な区切りの数字は「3」である。

 「石の上にも3年」「桃栗3年柿8年」「早起きは3文の得」「3度目の正直」「3人寄れば文殊の知恵」「3顧の礼」「3年目の浮気」
 
 このように諺だけで考えても、3という数字の重要性は十分にわかるし、それに長嶋さんの現役時代の背番号も3だった。
 
 「じゃあ来年の3周年は盛大に何かするんですか?」

 「3周年記念だから、コーヒーを333円で提供しようかな・・・」
 
 「いつも300円なのに?。そんなことしたらますますお客さんが減っちゃいますよ」

 「それじゃ、近所のカフェに閑古鳥をプレゼントしちゃうっていうのは?」