昨日は定休日だったから、あっちへフラフラ、そっちへウロウロと遊び歩いていたのだが、帰宅して玄関わきを見てノンビリ気分が吹っ飛んだ。
柵の支柱が折れ、留め具がハズレ、柵全体がゆらゆらと揺れていたからだ。
見ると明らかに車が当たったと思われる跡があった。
その時
「柵で良かった、玄関につっこんでたら、大変なことだった」
「人がケガしたわけじゃなし、物が壊れただけなんだから・・・」
「当て逃げした人も今は悩んでるに違いない。罪を憎んで人を憎まずだ」
なんて思って、修理作業に取りかかるほど、ボクは寛大じゃなかった。
「くやしー!」
「修理代はどの位?」
「犯人は誰だ!」
と、恥ずかしながら、心は叫んでいたのだ。
そして朝。
もちろん寝ている間に柵が元通りになっているなんて夢のような話はなく、昨夜のまま。
そこで、少しでも心を落ち着かせようと思い、散歩に出た。
想像通り外は快晴で、気分も爽快。
目の前に広がる相模湾、そしてその後方に横たわる伊豆半島がくっきりと見えた。

そこで、壊れた柵のことなんかすっかり忘れ、その絶景を写真に撮った。
しかしその写真を見てびっくり。何故か
「柵のことを思い出せ」とでも言うように、海岸の「柵」がしっかりと写っていたのだ。