初来店の4月はソファで手をつなぎ、5月は玄関から手をつなぎ、次の来店はどれほどのアツアツ状態になって来店するのかと心配してたら、6月の来店時は語り合うのみと、予想を覆す結果に。
 
 その二人が今、4度目の来店をされ、いつものカップルシートに腰掛けた。

 そこで、注文を伺うついでに、いろいろ観察させてもらったのだが、残念ながら今日も手をつないではいなかった。
 さらに会話を何となく聞いていたら、これまでとの大きな変化に気付いてしまった。確かこれまでは、男性の方が、積極的に接触を図っていたはずだった。
 しかし今日は男性が「あんまり寄って来るなよ。狭くなるだろ」などと言っているではないか。甘えているのは明らかに女性の方なのだ。

 男女の心は常に揺れ動く。二人の愛が丁度5対5になるなんてことは、滅多にない。
 だから「♬男と女の間には深くて暗い河がある・・・」なんて歌が生まれるのだ。 
 
 というわけで今は、閑古堂で育んだ愛が、素敵に実を結び、幸せなゴールインとなることを祈るばかりだ。