つい最近、20代の若者がテレビで「そういえば引っ越してから窓を開けたことがない。だから部屋に風が入って来るのかどうかわからないなあ」と話していた。
ワンルームで一人暮らしといった生活だと、窓を開ける必要性も感じないし、部屋に風を通すという発想も浮かんで来ないのかもしれない。
ボクは節約オヤジだから、エアコンを使わないために、夏は常に家中の窓を開けているし、どこの窓からどんな時にどのような風が入って来るのか、熟知している。
というわけで寝る時も、ここの窓とあそこの窓を開けておけば、寝室に涼しい風が流れるということを知っているので、エアコン無しでも熟睡できる。
ただ、練馬に住んでいた時は、いくら頑張って窓を開けても、どうしようもない日が多かった。
練馬の暑さというのは今考えると、想像を絶するものだったのだ。
そういえば当時ある研究者が「日本一の繁華街である新宿や池袋の熱気が、まとまって練馬周辺に降りて来るのだから、暑くなるのは当たり前です」などと解説していたのを思い出した。
とはいえ、家のドアや窓はとりあえず開けてみて、風は家の中をどういうふうに流れるか、そして自然の風はどの程度の涼しさを運んでくれるのか、エアコンを付ける前に、確認しておくべきだと思う。
自然の風は、体にも心にも財布にも、とても優しいものなのだから・・・。