先週、何気なく聞いてしまったおばあちゃん二人の会話を、ここで再現してみる。

 「○○さんのダンナ様ってね、結婚して20年、毎日会社から帰ってくると必ず奥さんをハミングするんだって」
 「すごいわね、あのダンナ様って外国生まれなの」
 「知らないけど・・・、ケンカした日もハミングするのかしらねえ」
 「わたしなんか結婚して60年だけど、一度だってハミングなんてしてもらったことないわ」
 「あんたたち夫婦がハミングなんてしてたら、そりゃ気持ち悪いだろうねえ・・・」

 もうお分かりだと思うが、二人の会話に出て来る「ハミング」は「ハグ」のことだと思われる。
 しかしツーカーの仲の二人には、会話の中での些細な単語の間違いなど関係ないのだ。
 
 言葉というのは結局、話してる相手に通じれば、それで十分なのだということがつくづくわかった。