昨日は計画停電で16時頃から電気が消えた。
 店を閉めて外に出ると、電飾看板などは勿論、信号機も消えていた。
 しばし観察していると、交差点ごとに車も人も自転車も止まり、ビクビクしながら周囲を見まわし、なかなか横断できないでいた。

 家に戻るとすでに屋内は薄暗くなっていた。停電だと知っていても、クセというか習性と言うか、思わず電灯のスイッチに触れてしまう。
 その時「今日の日の入りは何時だったったけ?新聞を見とけば良かったなあ」なんてことを思った。

 用意していたロウソクを、使わなくなった灰皿に立て、火を付ける。
 暗闇に揺れる1本のローソクの炎。その炎を見つめていたら、何故か30年ほど前に亡くなった祖母が、仏壇の前に座っている姿を思い出した。
 こうしてロマンチックとはほど遠い夜は更けて行った。 

 今日も予定では12時20分から3時間ほど停電する。
 しょうがないから、頑張ってトイレ掃除でもしようかな。
 停電が終わったらもしかして、オヤジのベッピンさんが誕生してたりして・・・。