最初は目眩かと、次いで波に揺れる小船に乗っているような感じになり、ついには、その船が転覆するような恐怖が襲ってきた。
震度5前後の地震はこれまでにも何度か経験してきたが、あんな揺れは初めてだった。
幸い店内にはボクしかいなかったから、周囲を気にすることなく慌てふためくことができた。
左右の食器棚を全身を使って押さえ「止まってくれ~」と叫びながら、背後から聞こえる「ガシャ-ン」「ドス」っという何かが落ちたり倒れたりする音に、ビクついていた。
今10分ほど車で近所を走って驚いた。ガソリンスタンド、スーパーマーケット、ドラッグストアの前に長い行列が出来ているのだ。そういえば昨夜行ったスーパーでも、パンやカップラーメンの棚が空になっていた。
全くノーテンキな内容のブログを書いていた金曜日の昼。あの時から考えると、今は別世界。
コーヒー飲みながら自然に談笑できるような普通の日々に、一刻も早く戻ってくれることを祈るばかりだ。