昨夜、帰宅した奥さんの表情が珍しく深刻で
「もう耐えられません、別れて下さい」なんて、平凡な日常をひっくり返すようなことを言い出すんじゃないかと、興味津々で最初の一言を待っていたら
「携帯が壊れて、中のデータもダメかもしれないって、ドコモショップで言われた」と、ポツリと語った。
「な~んだ、そんなことか」とちょっと脱力したが、そうとも言えず
「そりゃ大変だなあ、その携帯のデータのバックアップはしてないだろうけど、でも昔の携帯のデータはあるんじゃないか・・・」。
なんて、即答にしちゃあ結構イケル大人の対応が出来たので、自分なりに満足し、思わずちょっぴり微笑んでしまった。
すると、そんな場違いな、神経を逆撫でするような反応を、我が奥さんが見逃してくれるわけもなく
「何がオカしいわけ!」と、厳しく叱られてしまった。
そこであわてて「笑ったように見えたのは勘違いだってば。今、口の中に血豆が出来ていて、そこをちょっぴり噛んでしまったから、頬がゆがんだように見えたのかもしれないし、それとも、もしかしたら、さっき鼻毛を切ったから、どうも鼻の中がムズムズしてて、それで・・・」
こういうボクの長々としたバカバカしい弁解と語り。奥さんはすでに聞いていないのに。
どこで止めればいいんだろうか。