今朝の浜須賀の海は、波がとても穏やかで、サーファーも数えるほどしか居なかった。
そんな数少ないサーファーの一人を防波堤の上から見ていたら、彼の乗っている波の中に、大量の魚が遊んでいるのが見えた。
古い携帯のカメラなので、波の中の魚まで撮影出来ないのがとても残念だが、波という波全てに、魚の黒い影が並び、波が砕けると同時に海の中へ消えるのだ。
その魚たちが、波乗りをしている姿をじっと見つめていたとき、ふと、ボク自身が大海原に溶け込んでいるのがわかった。
周囲の物も人の気配も、そして時間の流れさえも、意識の中から消えたのだ。
とうとうこの海辺で、悟りの境地に辿り着いた・・・。
そう思った瞬間だった。
目の前に現れた、ビキニ姿の女性サーファーをじっと見つめてしまっていた。
まだまだ修行が足りないのだ。
