今朝愛犬散歩で海岸沿いを歩いていたら、どこからともなく「プール遊びで今年の夏を終わりにしていいのか」という声が聞こえた。
 
 確かに、目の前は全て湘南の海なのだ。海は眺めたり歩いたりするだけのものじゃない。
 帰宅したボクは早速、店の開店時間を1時間遅らせる告知の紙を貼り、息子が置いて行ったボディボードを抱え、再度海へ出かけた。
 
 海に入った瞬間、ボクはイルカに変身した。はずだった。しかし何故か昼寝中のトドのような動きしかできない。
 「こりゃ何かおかしい」と、何度も波に向かって行ったのだった。
 
 その結果、今、この字を打ち込むのも困難なほど、全身が疲労してしまっている。
 
 しかし見ていろ、来年の今頃は波の上を滑るように走り、海辺の見学者から「57歳のオジさんが、イルカみたいでカッコイイ」なんて声をかけられるようになってやる。
 すると影から「あそこに老けたタコが浮いてるぞ」なんて言われちゃうことのないようにね。そんな失礼な声が聞こえてきた。