今朝、海近くのある交差点で、女子中学生が電柱の影に隠れ、西側の道を見ていた。そして同じジャージを着た娘が歩いて来たとき、電柱の影からその道にサッと出て行った。
すると西から歩いて来た娘が、一瞬驚いて
「あれ、○○ちゃんこの道だったっけ」と言った。すると隠れていた娘が
「違うけど、こっちに用事があったから・・・。偶然だね」と、答えた。
そして
「そうなんだ、それで用事は終わったの」
「うん」
「それじゃ一緒に行こうか」
と会話が進み、二人は学校の方角へ並んで歩いて行った。
これまで二人の間に何があったか知らないが、こんな偶然をつくって待っているなんて、実に微笑ましい。
そういえばボクも高校時代、感激的な偶然の出会いを演出しようとして、ある女子高生を3時間も待ったことがある。
結局は待ちくたびれてベンチに座ったとたん、背後から「私をずっと待ってたんだ」と、その娘に声をかけられてしまった。
そこでボクは、みっともないことに、慌てふためいて「違うよ、偶然だよ」などと叫び「じゃあね」とか言って、帰ってしまったのだ。
今なら「そうなんだ、ずっと待ってた。キミが来なかったら、この公園でオッサンになっちゃうとこだったよ」なんて、軽く言えただろうに。