今朝、海近くの横断歩道で、自転車の荷台に付けられたチャイルドシートに乗っていた2歳位の女の子が
 「おとうちゃん、おかあちゃんは?、おとうちゃん、おかあちゃんは?・・・」
 と、20代中頃に見える若いパパの背中に、一生懸命問いかけていた。
 しかしパパは、ハンドルをぎゅっと握りしめ、前方をボーッと見つめ、何も答えようとしなかった。
 
 昨日相模湾に津波警報が出されていた頃、この若夫婦の家庭には、大津波が襲いかかり、妻の心を連れ去っていってしまったのか。
 「もういいわ、私実家へ帰る」
 「勝手にしろ」・・・。
 そんな昨夜のやりとりを思い出し、怒りを残しながらも後悔し、これからの暮らしを心配している。そんな今のパパには、娘の声は届かないようだ。
 
 そういえば昨日、津波警報が発令され「海岸には近寄らないように」という放送が頻繁に流れていた頃、砂浜にはノー天気な野次馬が大勢いた。
 その野次馬の中に、何故かボクに瓜二つというようなオヤジが居た、なんて噂も聞いたが、そんなはずはない?