豊島区在住の34歳の女性が、結婚を望む中年男性を次々に騙し、1億円以上の金を巻き上げていた。そんな報道があらゆるメディアから流れて来る。
 ボクの周囲にも中年過ぎて独身という男性は結構多い。そんな男性たちがよく
 「今更恋をして、相手のことをあれこれ考えるのが、もう面倒なんだ」と言う。しかしそこには
 「アレコレ考えなくて済むような恋ならしたいんだ」という言葉が隠れていると思う。
 純情な男は「会いたいけど1回は誘いを断るとか、望みを言葉ではなく、スネルことでわからせようとするとか」そんな恋の駆け引きが苦手なのだ。
 その点、詐欺をしようなんて考える女性は、愛もないし、将来も考えていないわけから、気楽に甘えたふりをし、おねだりもする。それが純情な男にとっては、とてもわかりやすく、面倒な駆け引きのない理想的な恋に思えるわけなのだろう。
 
 そんなニュースを見ながら「自分で言うのも少々照れるけど、ボクも見た目は育ちが良さそうで、その上純情そうで、悪い女のターゲットになりやすいタイプだよな」なんて呟いたら、
 「でも私はあなたに、何も貢いでもらってないから」。怒りの声が、遠くから聞こえた。