今のボクは、朝6時前に起床し、朝食を食べ、1時間ほど散歩した後パソコンの前に座るのだが・・・。
 ここへ越して来て、生活習慣は大きく変わった。
 1番の変化は、中学1年から40年以上続いていた、電車利用の通学通勤というものがなくなったこと。だから電車内での、本を読みながらの周辺乗客動向チェックという、大きな楽しみもなくなった。
 今になってあらためて考えれば、朝の電車内というのは非常に特殊な場所だと気付く。
 恋人でも友達でも無い者同士がぴったりと体をくっつけて、語り合う事も意識することもなく長距離を移動していくのだから。
 2番目の大きな変化は、午後11時を過ぎると眠くなり、ニュースを見ながら居眠りをしてしまうことだ。以前はリビングで寝てしまうなんてことはなかったし、六本木や赤坂で飲んでいるときは、午後11時といえば、飲み会をスタートし「今日も日本の夜明けを見るぞ!」と叫んでいた時間帯だ。
 さらに情けない変化は、居眠りからふと目覚めた時、その場所がどこなのか分からなくなること。昨夜もふと「あれ、ここはどこだっけ・・・」なんてことになり、一瞬頭が混乱した。これは練馬の空気が、まだまだ体から抜けきっていない証拠だ。
 まあ、せめてもの救いは「ここはどこ」の次に「私は誰」なんて思わなかった事だ。