「ひどいじゃない。私に一言の断りも無く引っ越すなんて。そこまで冷たい人だとは思わなかったわ」そんな苦情の電話をしてきたのは、20年ほど付き合いのある、赤坂のゲイバーのママだ。もう70歳近い年齢の彼女?は、175センチもある身長に外人のような目鼻立ち、それに金髪ロングヘアーという風貌だから、何しろ目立つ。昔、赤坂の街を数十メートルばかりいっしょに歩いたことがあるのだが、誰もが振り返り、すれ違った酔っぱらいたちは皆「今の妖怪見たかよ」なんて声を上げていたほどだ。
今回の転居では、確かに不義理をしてしまった人は多い。転居通知を見て「隠居するのはまだ早いだろ。仕事がないんなら、なんで連絡くれなかったんだ」なんて、心配してくれた友人も居た。
ボクは昔から、自分のことに関しては周囲にあまり説明しない。それを「悪いクセだ」と言う人も多い。
確かにそうかもしれないが、自分の夢や行動を解説するのはどうも照れくさいのだ。
そういえばゲイのママが最後に「海の近くなのね、それじゃ今度、子供を連れて遊びに行くわ」と言って笑いながら電話を切った。子供って何?、遊びに来るってここへ?。
冗談だとは思いながらも、今ちょっと怯えている。
今回の転居では、確かに不義理をしてしまった人は多い。転居通知を見て「隠居するのはまだ早いだろ。仕事がないんなら、なんで連絡くれなかったんだ」なんて、心配してくれた友人も居た。
ボクは昔から、自分のことに関しては周囲にあまり説明しない。それを「悪いクセだ」と言う人も多い。
確かにそうかもしれないが、自分の夢や行動を解説するのはどうも照れくさいのだ。
そういえばゲイのママが最後に「海の近くなのね、それじゃ今度、子供を連れて遊びに行くわ」と言って笑いながら電話を切った。子供って何?、遊びに来るってここへ?。
冗談だとは思いながらも、今ちょっと怯えている。