先週末、近くのヤマダ電機で買い物をしていると、後ろから怒鳴り声が聞こえた。
 「俺が壊したわけじゃない。勝手に壊れたんだ。こんな商品を売っときやがって、修理代が2万円だと、ふざけやがって、何で壊してもいない俺が金払わなきゃいけねえんだ!」
 見ると70歳代に見えるおじいさんが興奮して、頭を下げる若い店員の頭上に罵声を浴びせていた。
 確かに、製品の価格に比べて修理代は高く感じる。ボクもこれまで様々な製品の修理を頼んだことがあるが、内訳を見ると交換部品代は2000円程度なのに、出張料と技術料が1万数千円で、トータル2万円といったことになる場合が多かった。
 また、修理について電話で相談すると、受け答えは丁寧だが「高い修理代が不満なら、新製品を買った方がお得かも」なんて、遠回しに買い替えを勧める係員も居る。
 だからおじいさんが怒鳴りたくなる気持ちも、わからないではない。でも「俺が壊したんじゃない、勝手に壊れたんだ」っていうのは、世間一般では、なかなか受け入れてもらえない論法だとは思う。