今、世界中で大騒ぎになっている新型インフルエンザに関して、国際機関の活動に詳しい、いわゆる<事情通>というK氏は「この世界中を巻き込んだ新型インフルエンザの大騒動は、実はWHOや国連、そしてその機関を操る大国の策略だ」と解説するのだ。
 その理由は「国連の各機関やWHOも世界的不況の影響で、厳しい予算削減を迫られている。そこで自分たちの存在と役割を世界にアピールし、今後の予算獲得をスムースに進めるため、大したことのないインフルエンザを、新型で危険度が高いと叫んでいる」というわけだ。
 この事情通の解説は、ある意味ではもっともらしく聞こえるし、予算を獲得するために政治家や官僚が、危険をことさら強調するという手法は、良くあることなのだが・・・。
 そういえば昔読んだ本に「世の中の法律や決まりは、その法律や決まりを作った者たちだけが利益を手にできるようになっている」なんて書いてあったことを思い出した。
 まあ、疑えば切りはないが、信じてばかりもいられない、というのが今の世の中なのだろう。