今朝の大江戸線車内、足を大きく前に投げ出して優先席に座る、20代中頃に見える若者がいた。
ジョジョに混んで来て、その投げ出された彼の足に誰かが触れると、怒ったようにその人を押し返すという動作を繰り返していた。
ある駅で彼の隣りの席が空いたので、そこにボクが座ると、ボクのバックが彼に触れたらしく、迷惑そうに押し返して来た。争いは好まないボクだから、素直にバックを引っ込めたが、彼のイライラは相当なものらしく、その表情を見ると「誰かオレに文句を言え、そうなったらケンカしてやるぜ」と書いてあった。
リストラされたのか、職場での人間関係が上手くいっていないのか、彼女に振られたのか、そんな事が全て重なったのか、多分そんな状況なのだろう。
でもようく見ていると、彼が押し返したり、迷惑そうな表情を向けるのは、ボクのようなか弱そうなオッさんか、まじめな予備校生のような若者だけだった。
誰でもイライラすることはある。でもそのストレス解消に、自分より弱そうな赤の他人を巻き込もうとするのは感心できない。
そんなことを思っていたら、ボクの右肩に何かが乗った。あれっと思って視線を移すと、ボクの右肩に熟睡する女性の頭があった。
その後は、右肩にボクの意識が完全に移り、イライラ若者の存在すら忘れてしまった。その女性もよっぽど疲れていたのだろう、時間と共に右肩の重さが増してきたのだった。
今朝は周囲のストレス解消に付き合ったおかげで、読書に集中できなかったが、何となく楽しい一日のスタートになった。やっぱり小説より、生身の人間の行動の方がずっと面白い。
ジョジョに混んで来て、その投げ出された彼の足に誰かが触れると、怒ったようにその人を押し返すという動作を繰り返していた。
ある駅で彼の隣りの席が空いたので、そこにボクが座ると、ボクのバックが彼に触れたらしく、迷惑そうに押し返して来た。争いは好まないボクだから、素直にバックを引っ込めたが、彼のイライラは相当なものらしく、その表情を見ると「誰かオレに文句を言え、そうなったらケンカしてやるぜ」と書いてあった。
リストラされたのか、職場での人間関係が上手くいっていないのか、彼女に振られたのか、そんな事が全て重なったのか、多分そんな状況なのだろう。
でもようく見ていると、彼が押し返したり、迷惑そうな表情を向けるのは、ボクのようなか弱そうなオッさんか、まじめな予備校生のような若者だけだった。
誰でもイライラすることはある。でもそのストレス解消に、自分より弱そうな赤の他人を巻き込もうとするのは感心できない。
そんなことを思っていたら、ボクの右肩に何かが乗った。あれっと思って視線を移すと、ボクの右肩に熟睡する女性の頭があった。
その後は、右肩にボクの意識が完全に移り、イライラ若者の存在すら忘れてしまった。その女性もよっぽど疲れていたのだろう、時間と共に右肩の重さが増してきたのだった。
今朝は周囲のストレス解消に付き合ったおかげで、読書に集中できなかったが、何となく楽しい一日のスタートになった。やっぱり小説より、生身の人間の行動の方がずっと面白い。