いつのまにか裁判員制度なるものが始まった。皆が裁判や法律に興味を持つとか、裁きの場に参加するのが悪いことじゃないのはわかる。しかし、この制度を実行するにあたり、広報活動とか通信費とか人件費とか日当とか、莫大な費用がかかる。そんなことに巨額の税金を注ぎ込むなら、医療問題、社会保障制度、人口問題、環境エネルギー問題など、裁判員制度の実施などより優先順位が高く、切実な問題が山ほどあるだろうとボクは思う。
 また、選ばれたらよっぽどの理由がないかぎり仕事を休まなきゃいけないという、バカバカしいような強制力もこの制度にはある。
 さらに、もっと困るのが、裁判員になったら参加する裁判の内容をブログになんて書いちゃいけないのは勿論、家族にも親友にも話しちゃいけないということ。そしてもし話したら、罰っせられるっていうんだから頭に来る。
 裁判なんかに参加して、そんな非日常の面白い出来事を、誰にも話さないでいるなんて、ボクには絶対できない。だからボクがもし裁判員に選ばれたら、100%罪人になってしまう。
 この年になって、おしゃべり癖なんてもう治らない。だから今はただ、裁判員に選ばれないことを祈るのみだ。