一昨日の昼、赤坂の立ち食いそば屋へ入った。ボクの注文した春菊天そばが出来上がった頃、20歳前後のフリーター風の女性二人が入って来て、天ぷらそばを頼んだ。
瞬時に出てきた天ぷらそばに、そのうちの一人が七味唐辛子を振りかけ始めたのだが、その行為がなかなか終わらない。ふと見ると天ぷらの上に真っ赤な七味が、山のように盛り上がっている。
その七味の赤い山を見て、カウンターの中のオヤジさんの表情がみるみる変わっていくのがわかった。そりゃそうだろう、350円の天ぷらそばに、100円分くらいの七味を振りかけられたのでは、商売にならない。舌が麻痺しているのか、カプサイシンダイエットでも考えているのか、それにしても、あんなに七味をかけたのでは、そばや汁の味などわかるわけがないだろう思った。
しかし、その真っ赤に染まった汁をゴクッと一口飲んだ七味女が「すっごくオイシイ」と、隣りの仲間に笑顔で語りかけたのだ。
その声にボクも反応し彼女を見ると、歯と歯茎には七味の赤い粒が多数まとわりつき、首筋に噛み付いた直後の吸血鬼のような顔だった。
瞬時に出てきた天ぷらそばに、そのうちの一人が七味唐辛子を振りかけ始めたのだが、その行為がなかなか終わらない。ふと見ると天ぷらの上に真っ赤な七味が、山のように盛り上がっている。
その七味の赤い山を見て、カウンターの中のオヤジさんの表情がみるみる変わっていくのがわかった。そりゃそうだろう、350円の天ぷらそばに、100円分くらいの七味を振りかけられたのでは、商売にならない。舌が麻痺しているのか、カプサイシンダイエットでも考えているのか、それにしても、あんなに七味をかけたのでは、そばや汁の味などわかるわけがないだろう思った。
しかし、その真っ赤に染まった汁をゴクッと一口飲んだ七味女が「すっごくオイシイ」と、隣りの仲間に笑顔で語りかけたのだ。
その声にボクも反応し彼女を見ると、歯と歯茎には七味の赤い粒が多数まとわりつき、首筋に噛み付いた直後の吸血鬼のような顔だった。