何となく去年の今頃の日記を読み返してみた。同じ人間なんだから、こんな深秋という季節に考えることは似たようなものだろうとは思っていたが、それにしても、ここまで今年と同じようなことを書いているのかと、正直自分にガッカリした。
 50も半ばを越えるような年になると、成長するわけもないし、チェンジするのも難しい。
 そうは言っても、このまま老人の仲間入りというのでは、あまりにも情けない。というわけで、新しい可能性を模索するため、今後の自分の人生企画書を書いてみようと思った。
 しかしだ、書きはじめてみて、気付いた。新しい世界へ踏み出そうとするとすると、これまでのつまらない経験と実績を捨てきれない、未練たらしい自分が大声を出して反対する。そしてこれまで歩いてきた、よく知っている安易な道へ強引に引き戻そうとするのだ。
 旧体制を支持する保守派の自分にここで負けてしまったら、来年の今頃も同じような日記を書き、同じように嘆くことになる。ここで勇気を振り絞って自己変革の道へ歩き出すのだ・・・。
 それにしても、こんな一人芝居で一喜一憂しているボクって、何なんだろう?