ボクらが子供の頃、相撲人気は凄くて、小学校の砂場では休み時間のたびに「ハッケヨイ、ノコッタ」なんて声がしてたし、大人たちの間でも「今場所は誰が優勝するんだろう・・・」なんて言葉が、挨拶代わりに使われていたような気がする。
 そんな時代に比べれば、相撲人気もかなり下降してきたとは思うが、やっぱり日本が生んだ伝統のスポーツだから、ファンはまだまだ多いはずだ。しかし、最近は問題や事件ばかりがクローズアップされ、相撲の記事がスポーツ面ではなく社会面を賑わすことが多い。
 そんな中、今回は露鵬と白露山の大麻疑惑が大問題になっている。ボクもニュースでこの話題を知ったのだが、テレビを見てまず驚いたのが二人の髪だ。二人とも関取ならではの髪型であるオオイチョウが辛うじて結える程度しかないのだ。
 ボクも髪が薄くなりはじめた時「もう力士にはなれないなあ・・・」なんて思い、ガックリと肩を落とした記憶があるのだが、彼等にとっても、この髪の問題は大きなストレスになっていたはずだ。だってまだ二人は28歳と26歳の青年なのだから。
 日本語習得の難しさ、相撲社会の特殊な慣習、それに髪型のストレスというものが加わって、今回のような問題を起こしてしまったのでは・・・。ボクはそんな気がしてならない。