真夏の暑さがやってきた。「夏」という言葉を聞いただけでワクワクしたのは20代まで。今は「秋よ来い、早く来い」といった心境だ。
 そんな気分は我が愛犬も同じらしく、太陽が顔を出すと少しでも涼しい場所を求め、舌をだらっと出して、体内に溜まった熱気を一生懸命吐き出している。そりゃこれだけ毛むくじゃらなんだから、暑さに弱いのは当たり前だ。
 たまたま読んだネットの情報で、ゴールデンレトリバーはイングランドやスコットランドの涼しい地域の出身とあったが、別の解説では、もっとそのルーツを遡るとロシア・コーカサス地方が起源という説があることを知った。
 ロシアがルーツじゃ、この東京の不快指数の高い酷暑は耐え難いはずだ。今環境問題などで地産地消などという言葉が話題になるが、ペットだってやっぱり、元々の発祥地で生まれ育つのが本来の姿であるはずだ。  
 それが人間様の勝手で、こんなにも酷暑厳しい東京で生活させられているわけだから、愛犬にはただただお詫びするしかない。