年に2回ほど、高校時代の友人たち(男子校だったので男だけ)と親交を深める会に参加してる。もう25年48回も開催されているが、僕は新参者で、まだ参加して2年ほどだ。名目はゴルフ会だが、メインは飲み会と情報交換会。当然皆50歳を過ぎた社会経験豊富な強者たちなので、現代の社会情勢から政治経済の分析まで、様々な分野の会話で盛り上がるかと思うとさにあらず。テーマは最初から最後まで、「愛」についてである。奉仕の愛、忍ぶ愛、激しい愛、継続の愛、国境を越えた愛、そして家族愛、夫婦愛。いやーホントに愛の表現や形は様々だ。集まる皆の中には、確かにガリ勉はといえる奴はいなかった。しかし、50歳を過ぎたいまでも皆活き活きしている。それは愛をエネルギーにして生きているからだとつくづく思った。
 出世なんて糞食らえ、男は死ぬまで愛に生きるんだ。そうじゃなきゃ生きてる意味はないのだ。しかし、愛を語るといつも会話が盛り上がり、声がでかくなる。周囲で静かに酒を飲んでいた方々にはこの場を借りて、お詫び申し上げたい。