3泊4日で、
夫の両親が住んでいた
マンションの掃除・片付けに
行ってきました。

 

今回は飛行機ではなく

新幹線にしました。

福岡から片道3時間半。

(移動だけで疲れる)

義父が入っている高齢者施設に
先月、義母も入所することができ、
現在マンションは空き家状態です。

まずは施設に寄って
担当のKさんに会い、
しばらくお話をしました。

義母がどこに置いたか
分からなくなっていた
通帳や印鑑は義母と一緒に
探してもらい、
取りあえず見つかったものを
受け取りました。

家の鍵は3つあって、
施設、夫、そして県内に住む息子が
持っておくことにしました。

マンションの室内は
モノがあふれ、
ちょっとしたゴミ屋敷と
化していました。

 

以前は水回りも

きれいに磨いてあったのに、

この差は何なのだろうと、

老いの現実を見せつけられます。

きれい好きの夫は
片づけ始めたらやめられなくなり、
アレルギー性鼻炎もちなので
ハウスダストで鼻水ぐしゅぐしゅに
なりながらの作業でした。

何とか初日は、
お互いの寝る場所や
使えそうな寝具も確保して
しばらく滞在できそうな程度まで
がんばりました。

2日目と3日目は、
義父の預金通帳の記帳をして
回りました。
三菱UFJ、みずほ、住友信託など。

お金関係のことは、
本人たちから何にも聞かないまま、
二人とも認知症になってしまったので、
まだまだ、わからないことだらけ。

ただ、
二人の年金額は把握でき、
何とか年金の範囲内で
施設で暮らせるだろうことは
わかったので、
ホッとしました。

 

マンションの権利証も

みつかりました。

義母は、最近、妄想の症状が
時々出るらしく、
Kさんから「今は会わない方がいい。」
と言われました。

義父は、相変わらず、
何を話しかけても
「はーい、はい。」と言うだけで
まったく会話にはなりません。

聞きたい事いっぱいあるのにね。

見ていると
自分だけの世界で
ブツブツと独り言を言っているように
みえます。


ノーベル賞を夢見ていた
数学者なので、
頭のなかにはいくつもの
数式が渦巻いているのかも
しれませんね。

そして
その独り言の最後に、いきなり
「もう話すことはありませんっ!」
と、それだけははっきり大きな声で
言葉にしたものだから、
まるで、私たちに言われたようで
ドキッとしました。

あ~ショボーン
4日間、
体力的にも精神的にも
疲れました。