父の施設は、インフルとコロナの影響で、
しばらく面会ができない状態でしたが、
今月に入って解禁になったので、
昨日は久しぶりに父に会いに行きました。

散髪をしてもらっていないせいか、
何だか痩せたような、やつれたような
印象を受けました。

母が、施設の人に、
散髪をしてやってくださいよ、
と少し強い口調で言っていました。

そういえば、父の爪を見るのを忘れました。
以前、病院に入院していたとき、
えらくのびていたので、
今の施設ではちゃんと
切ってもらっているのかなと。

なかなか手が足りなくて
ひとりひとり細かいところまで
気が回らないでしょうね。

父の表情からは
毎日を楽しく暮らしているとは
あまり思えませんでした。

特にこれといって
楽しみもなく
制限された環境のなかで
退屈に暮らしているんでしょうねー。

食事は美味しいと
言ってたのが救いです。

安全な環境のなかで
安心して暮らせるのは
幸せなことです。

家族側も安心です。

でも本人にとって、
それが満足のいく暮らし
というわけではないでしょうね。
贅沢ですけど。

仕方ないとはいえ、
施設に入れたことの
罪悪感が今更ながら、
顔を出しています。

最期まで暮らし慣れた家で
過ごさせてあげたかったけど、
それには様々な犠牲を伴うので
私にはできなかった。

そんなどうしようもない
モヤモヤした思いを
ここに綴ることで
浄化させてもらいます。