皆さま！こんにちわ∑(ﾟДﾟ)
今回は前置き無しで
さっさと行きます！
【暇人10人目】の始まり！
今回から2クール目の
不闘いが始まります！
先ずは入院当日の検査結果から
白血球数：6,680
退院中に平常値まで回復
好中球数：3,740
抵抗力も問題無し
Blast値：1
（2018年5月21日は94です）
健康体でも1は出るらしい
Blastとは癌細胞が
全体の何%を占めているか
素晴らしい数値まで回復
この2クール目の治療を
【地固め療法】
と言います。
地固め療法とは
完全寛解状態からの
再発を抑止する為の治療
残心
って感じですね
寛解は完治と違い
体内から癌細胞が無くなった状態
【白血病は完治する癌です】
悪性リンパ腫は
【完全寛解】と良い
完治まではいきません
母と祖母が悪性リンパ腫だったので
ここは間違いないと思います
多発性骨髄腫に関しては
知識不足で申し訳ないです。
2クール目の初日の私は
完全寛解している状態です
入院当日にする事は
血液検査
骨髄穿刺←:(；ﾞﾟ'ωﾟ'):
カテーテルを首から通す
前にも載せたけど
チューブ繋ぐとこんな感じ
首から通すのには理由がある
抗がん剤が強くて
腕からだと血管が耐えられない
なので首のめちゃ太い血管から
心臓に流す
効率的且つ効果的
首からなら
どんなに強い薬でも流せる！
まぁ骨髄戦士今永ですよ
今回で3回目の骨髄穿刺
もうね痛みは知ってる訳ですよ
今永戦士が容赦ない事も
（逆に手加減されるとヤバイ）
3回して3回とも同じ痛み
激痛ですよ
どうやれば同じ激痛をだせるの？
骨髄液抜く時は最初から
処置室で叫びましたよ
順番は
骨髄穿刺をしてから
カテーテルを入れます
血液検査はいつしたかな？
まぁ良いや。
この日は抗がん剤治療の
前準備で終わり
ココで急なお知らせ
主治医の先生が変わりました
奥先生と今永先生は変わらず
研修医の木田先生が違う科に移動
引き継ぎで【小柳先生】になります
明るく元気な先生です
研修医の先生は
3ヶ月で違う科に移動みたいです
大変そう…
先生方から治療の説明
明日から使う抗がん剤は
前回の抗がん剤より遥かに強い！
との事です。
【どれくらい強いのか？】
前は168時間連続投与したが
今回は濃縮された抗がん剤を
短時間で投与する感じらしい
いまいち分からないが
前回の抗がん剤は
1番最弱だった
と言う事は分かった！
なるほど
前回はラディッツ
今回はナッパか
あ…今は
ナッパと同じ髪型だ
殆どの人が動けなくなる
食べれなくなる
副作用は必ず出ます
と言われた。
抗がん剤スケジュール7月3日から開始
6日間連続
シタラビンを朝晩投与
3日目、4日目、5日目
の3日間は朝に
ノバントロンを投与
このブリーレット置くだけ
みたいな抗がん剤がノバントロン
色だけで危険そうw
シタラビンも強いが
ノバントロンでダウンするらしい
抗がん剤の効果が
1番出ている時に
追加で入るため
更に強くなるらしい
説明も終わり自由時間
帰りたい…
通院じゃダメなのか…
と思いつつ
タバコを吸いに外へ
嫁様に電話報告
骨髄穿刺痛かった
抗がん剤明日から
めちゃ強いらしい
副作用ヤバイらしい
研修医の先生が変わった
などなど
2、3本吸って
飲み物買って帰る
抗がん剤投与の話は
1日毎に書いても（書いた結果）
変わりがなく
無駄に長くなっただけなので
丸っと削除
後から結果だけ書く
入院時期は7月
7月と言えば？
【 祭 】
ですね
北九州市では7月に
大きな祭が3つあります
小倉祇園
戸畑祗園
黒崎祇園
小さな祭も含めたら凄い数になります
そして
北九州市立医療センター
がある場所は
小倉の中心地
山の中の病院じゃないよ
外の空気は汚染されまくりだよ
タバコ仲間が集まる場所
撮影時間は7時過ぎ
車が居ないタイミングで撮影
この場所から街中一体が
小倉祇園太鼓の開催地
夕方から22時くらいまでは
太鼓や笛の音、銅鑼の音が聞こえます
入院患者さん達も
夏の風物詩なので
練習音を楽しみます。
この祭の時期に
抗がん剤治療が開始
まぁ普通に投与して
普通に終わるんですけどねw
強いと言われ
副作用が必ず来ると言われた
ノバントロンも
投与中にラーメン食べてたくらい
普通に終わった！
先に書きましたが
ダラダラ書いてもなので
結果だけ
副作用出てません。
吐気、目眩、頭痛、嘔吐
一切なし
身体が起こせないとかもなし
仮に起こせないでも
タバコは意地でも行く勢いと思う
基本的に私の事しか書いてないが
同室の方々も居る訳です
【平気なのか？】
いいえ
ヤバいレベルでグロッキーです。
吐気、嘔吐で食べれないとか
高熱で倒れたとか
それでも
ご飯を少しでも食べて
闘病しています
絶対に克服する！
と不屈の精神は凄い！
私が入院した時にみた
同室の方々の顔
抗がん剤治療が始まると
酷く窶れて変わっていきます
2週間くらいかな
最初は膨よかだった方も
頬が痩け目が窪み別人です
副作用が治り
楽になると少し元に戻りますが
完全には戻らないですね
その中で私はね…
むしゃくしゃ食べて
夜中に腹減って眠れないと
詰所に行き
談話室でラーメン
食べていいかとか言っている
既にタバコを吸っている事を
知っている看護師さんも多数いる
タバコ吸いたい！
朝まで長い！
6時から出させろ！
普通に病室で言ったりもしてる
この時点で
タバコを吸っている姿を
主治医の先生たち
全員に見られている
全員から言われる事は
【肺炎になりますよ！】
はーい
気をつけまーす
おやすみなさーい
と挨拶する
同室の方から苦情が出た事もある
大体は新たに入ってくる方
私の行動に納得出来ないらしい
自分は自販機にすら行けないのに
何で彼はタバコ吸ってるの！？
私と違う主治医の先生に言っても仕方ないのに
お前も吸いたきゃ勝手に吸えよ
と思いつつスルー
知ってる先生から言わせると
その内痛い目みるから
真似しないで下さいね
で終話
そんなクレーマーも
治療始まると大人しくなる
売店やら、自販機やらも言わなくなる
まぁ副作用との闘いで
私の事なんて気にならない
私は2クール目も元気です
朝からカップ麺
1日中ダラダラゴロゴロ
夕方から夜は太鼓を聴いて
その中就寝時間
の繰り返し
飽きた！
やはり書いてないだけで
家族のお見舞いはある
欲しい物や書類など
嫁様が持って来てくれる
お義父さん、お義母さんも
様子見に来てくれる
美魔女、イケメン義兄は頻繁に来てくれる
天さんは【どうなの？どうなの？】
と頻繁に美魔女へ連絡
私にもたまに連絡がはいる。
両親も良く来てくれる
家族全員
私の事も心配だが
お見舞いの話題は
嫁様の事が多い
私は
お見舞い来てくれても
申し訳ない程に元気だから
嫁様が臨月なので
私も気になり
毎日電話してるし
入院中は
主治医の先生
看護師さん達も
私より嫁様の心配
予定日いつよね？
奥さん大丈夫？
既に予定日を完全に覚えられている
毎回先生が来る度に
次の嫁様の健診がいつなんので
外泊したいです！
とか外出で！
とか散々言ってるし
看護師さんにも
いつが予定日とかめちゃ言ってたし
嫁様の事になると
普段ダメなものはダメ
と言う今永先生も
許可を出してくれる
今回は数値低くから外出でとか。
健診には行かせてくれるのだ
お子さんの心臓どうです？
とかも心配してくれる
看護師さん達も心配してくれる
2mmの穴とか大丈夫大丈夫って
気にはなるが
実際そこまで気にしていない
何の問題もないと確信しているからだ
私の1番の不安は
私の特質を引継ぐ事
特質
【不運】
【幸運Ｅ】とネタで言ったりする
産まれてくる娘には
せめて【普通】の人生
を送ってほしい
私みたいに白血病になるな
癌になるな
ちょっとした病気や怪我は仕方がない
そんな感じで
2回目の入院生活は過ぎて行く。
今年の三大祇園祭は
何故か日程が全て重なった
そのせいもあり
小倉の街中は祭り当日でも
溢れる様な人混みは見なかったなぁ
はやり戸畑祗園に集中したのだろう
看護師さんに言われた
【絶対に祇園行ったらダメですよ！】
流石にそこは自重してますよ返答w
【それでも行きそう…】
と完全に信用がないのである
タバコは行くが
人混みは死に行く様なもの
祭り開催の時って
血液数値がめちゃ下がってる時
これくらい。
白血球数：920
好中球数：0
前に書いたかな？
好中球ってのが
病気に対する抵抗力
働く細胞に出てくる
白血球さんが好中球ですね
抵抗力0で祭会場ど真ん中とか
即死レベル
コンビニでフランクフルト買って
ジュース飲みながら
所定の位置で楽しんでましたよw
タバコに出たら
1時間以上戻りませんがね
此処までの話が
だいたい7月23日頃まで
祭終わる頃
凄く変な所で切るけど
【暇人10人目】は終わり
【暇人11人目】は
入院と退院
番外編みたいになるかな？
