僕は飛行機が苦手なようで、東京に戻る飛行機では



ほとんどの場合気分が悪くなっていました。


この時もいつもと同じように離陸する瞬間くらいから


気分が悪くなり目をつぶって我慢していました。


我慢していると隣にいた同い年くらいの女の子が話し


かけてきてくれました。


いろいろ話しているうちに気がまぎれたのか、少し気分が


良くなってきました。


その子は看護婦で千葉にいる友達に会いに行くのだと


言っていました。


残念ながら僕が一人暮らししている方向とは逆で空港で


お互いの行く方向に別れました。


学生の間何度も飛行機を利用しましたが、機内で仲良く


なれたのはそのときが最初で最後、もう少し仲良くなっておけば


よかったと、あとで後悔しました。


いつもは飛行機を降り電車に乗る頃には気分が治って


いるのですが、この日は電車に乗ってからもずっと治り


ませんでした。


体がおかしいなと思いながらこの時もも深く気にすることは


ありませんでした。