住宅ローン控除と確定申告 | ヒートショックのない家を建てる

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高齢の母のために考えた家を建てた経験を通して、注文住宅全般、特に換気関係について考えます。

 気づけば今年に入ってブログの投稿はまだ1回のみです。

 こうなってしまったのは、確定申告で忙しくブログに手が付かなかったためです。

 元々筆が遅い方なので、尚更ブログから遠ざかってしまいました。

 それでも過去の記事を皆さんに見て頂けるようで結構なアクセスがあり、ありがたく思っています。

 毎年この時期は確定申告で忙しいのですが、今回は息子の確定申告を青色にした関係で例年よりも忙しくなりました。

 白色の時はExcelを使って集計していfましたが、さすがに青色となると会計ソフトがないと大変です。会計ソフトにはクラウド会計ソフトの「freee」を選んだのですが、これは本当に便利です。

 以前に会計をしていた頃とは隔世の感があります。

 

 私は会社で会計をした経験がありますが、ほとんど手入力で仕訳を入力しなければならず、ある程度簿記の知識も必要で、会計のプロではない私にとっては結構大変でした。

 freeeは銀行口座やクレジットカードとの連携機能があり、取引を自動的に取り込むことが出来、そこから自動仕訳が出来るので、入力の手間が大幅に削減できます。

 

 息子は音楽事務所に所属していますが、毎月支払われる給与はないので、確定申告でいう所の「個人事業主」です。

 息子は事務作業が苦手なので確定申告を手伝っています。

 音楽家には請求書も作れないような人が結構いるようです。息子もそのうちの一人です。

 それで息子の会計税務業務を税理士にお願いしようと思って何軒か電話してみたのですが、ことごとく断られてしまいました。

 税理士にとっては厄介な種類の人種なのかもしれません。

 

 青色申告になると複式帳簿になるので、白色よりも格段に面倒になります。しかしその分控除額が大きいのがメリットです。

 今はそれほど売上も大きくないのですが、少しずつ増えているので、今のうちに控除の大きい青色にしておこうと思いました。

 他にも、今年からはマイナンバーカードとスマホを使った電子申告も出来る様になり便利になりましたが、初めてのことが多く、年末ぐらいから準備に取り掛かりました。

 今は2月15日の確定申告開始を前に、大体の目途がついたので少し余裕が出てきました。

 

 私のブログを読んでくださっている方には確定申告というと住宅ローン控除が身近ではないでしょうか。

 家を建てた方のほとんどは住宅ローン控除をお使いだと思うので、確定申告の経験があるのではないかと思います。

 サラリーマンは年末調整があるので基本的には確定申告が不要です。

 それでも1年目の住宅ローン控除や医療費控除、配当所得があると確定申告の必要があります。

 

 私は以前から自分の分だけでなく、年金生活をしている母の確定申告もしています。

 一時は自分、母、妻、息子二人の5人分をやった年もありました。

 今は妻も会社員になり、大学院に通っている息子は自分でやるようになったので、自分、母、息子の3人分になりました。

 

 私は定年退職して収入が半減し、会社の年末調整で源泉徴収税額が0円になったので、自分の確定申告はしなくてもいいのですが、住民税を少しでも減らそうと思って、未だに確定申告をしています。

 

 源泉徴収税額が0円ということは税金を払っていないということです。税金を払っていなければ当然税金が還ってくることはありません。

 そのため、所得税が0円だからこれ以上所得控除額を増やしてもしようがないと思いがちです。

 しかし、所得税で引ききれなかった住宅ローン控除分は住民税から引けるので、確定申告をして控除額を増やす価値はあります。