漏水対策 | ヒートショックのない家を建てる

ヒートショックのない家を建てる

高齢の母のために考えた家を建てた経験を通して、注文住宅全般、特に換気関係について考えます。

 洗濯機などで水漏れしたときの対策として、漏れた水を排水する仕組みがあると便利です。

 

 私は以前住んでいたマンションで何度か洗濯機の水を漏らした経験があり、階下のお宅にお詫びに行きました。

 気を付けていても失敗することはあります。

 その時に備えて、水漏れ対策をしておくことは重要です。

 

 母の家を建てる時にもこのことは考えていました。

 

 元々、ここの庭には泉水があり、2m下の排水路に排水するための配管があります。これを活用しようと考えていました。

 基礎の下に排水管を設けて基礎に溜まった水を排水できるようにしたかったのですが、基礎下に配管するのは禁忌だと工務店に言われて断念しました。

 

 ここは海抜9mほどの高台で津波被害の可能性も低く、水害の可能性もないので、外から基礎の中に水が入る事はまずありませんが、洗濯機などで漏水して基礎の中が水浸しになる可能性はあります。

 母も高齢なので何かの拍子に水漏れをしてしまうかもしれません。そうなって基礎に水か溜まってしまったら排水するのは大変です。

 何らかの対策をしておきたかったのですが、結局、何もできませんでした。

 

 今から思えば、床下点検口の真下にバケツが入る程度の桝(へこみ)を作っておけば、基礎に溜まった水をポンプやバケツを使って排水出来ました。

 

ここにバケツが入る大きさの桝を作る。

 

 こうしておけば良かったと、今でも後悔しています。