エアコンの設置場所(平面) | ヒートショックのない家を建てる

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高齢の母のために考えた家を建てた経験を通して、注文住宅全般、特に換気関係について考えます。

 エアコンの設置場所は部屋の長手方向に風が流れる様にし、壁の中央が理想的です。しかし、スリーブの位置、室外機の設置場所などを考慮すると、中々思った位置に設置することが出来ません。

 

 この位置ならば部屋の隅々まで冷気が行き渡ります。理想的な設置場所と言えるでしょう。ただし、エアコンの設置している壁が外壁ならばいいのですが、内壁だとエアコンの配管を壁の中に通す必要があり、困難が伴います。

 

 この位置では左右に冷気が行き渡らず、温度ムラが出来そうです。

 

 この位置にエアコンを取り付けることが多いのではないでしょうか。

 エアコンは常に左方向に向いている状態になります。

 

 この様になる原因はエアコン設置面に大きな窓がある場合が多いからです。窓があるとスリーブが開けられなかったり、室外機が設置できなかったりする問題もあります。さらに壁に作り付けの棚やテレビボードがあると、さらに部屋の端になってしまいます。

 これでは部屋の左側の隅まで届きません。補助的にサーキュレーターを設置してやる必要があります。