全館暖房の効果 | ヒートショックのない家を建てる

ヒートショックのない家を建てる

高齢の母のために考えた家を建てた経験を通して、注文住宅全般、特に換気関係について考えます。

 今年も暖房運転を始めました。

 

今日は天気が良いので屋外の温度が高い

 

 今年は11月7日から暖房を始めています。去年は11月22日からですから今年はかなり早いのですが、気温の問題よりも母の感覚の方が大きく影響しています。

 

 母は以前の家では、冬は室温13℃の環境で暮らしていましたが、新しい家は18℃ぐらいにしたいと言っていました。

 最初の冬は18℃で暖かいと喜んでいました。しかし、この家に住むようになって、暖かい家に慣れたせいか、去年の冬は、20℃でも満足できず、部屋の温度を21℃まで上げました。

 

 このため、去年は20℃を切った所で暖房を始めましたが、今年は部屋の温度が21℃まで下がったところで暖房運転を始めています。

 

 以前の隙間だらけの寒い家では、母はしょっちゅう風邪をひいて寝込んでいましたが、全館暖房の暖かいこの家に住むようになってからは、風邪をひくことが少なくなりました。風邪の予防には、うがいや加湿よりも、温熱環境を良くする方が、効果がありそうです。