CRAFT WORK

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自分が描いたり作ったりしたものを紹介していきます。
当面は羊毛フェルト中心になると思います。よろしくお願いします。

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ブログ更新が結構空いてしまい申し訳ありませんでした。
前回のブログで完成したことを触れた黒ウサギ(前回ブログではウサギとしか書いていませんが…)の制作過程を今回は2回に分けて書いて行こうと思います。

この黒ウサギは前回までに紹介していた『水鳥ミニギャラリー』作成で使用していたフェルティングマットが写真のようにかなりヘタってしまいました。
あと、今まではニードルも最初に買ったダイソーのニードルを使っていました。

 


まあ最後の方は意地で使っていたのもありますが、今回の黒ウサギ作成を期に道具を一新してみました。
ニードルも3種類揃えて、フェルティングマットも新たなものに変えて、さらに今回からニードルわたわたも購入しました。
全てハマナカ製のものになります。

 


そうして昨年11月9日に制作を開始しました。
設計図代わりの下絵を書いて、ニードルわたわたでまずは頭と前足を作りました。
今回初めてニードルわたわた使ってみましたが、これが使いやすい!

 


水鳥のときに比べて大きめの作品だけに、こういった下地用のニードルがあるのは助かります。
今回の黒うさぎは床にベタッとした形になるので、針金などの骨組みは無しで作っています。

そしてその後は忍町アートギャラリーや仕事などの関係で製作が思うように進まなかったですが、12月13日に下の写真を撮影しました。

この時点でニードルわたわたで体全体を作り、前足部分にニードルを植毛しました。

 

 


組み立ての手順としては顔とジョイントさせる部分以外の前足を植毛、その後は地面につく下部分全体を植毛してから顔をつける手順で考えていました。
下部から作ることで、顔をつけた後に作品をくるくるひっくり返す必要がないから作りやすくなると思っての手順です。

そうして仕事のわずかな合間を使って作り進めていたのですが、クリスマスぐらいにに植毛した前足を見たことろちょっとムムム状態となりました。
実は最初に黒のフェルトのみで植毛したのですが、どうも立体感が出ない…。

そこで、グレーのフェルトを少し混ぜて植毛してみました。
ただこの時点で持っていたグレーのフェルトはダイソー製だったのですが、どうも植毛するにはニードルがフニャフニャして向いていないな〜と思ったのです。
そこで新たにハマナカ製のグレーフェルト購入して試したらいい感じになりました。

ダイソー製はフェルトを埋め込む形のものはいいのですが、植毛となるとハマナカ製との違いが歴然なのに驚きました。
こういったところに価格差が出るのかと改めて思った次第です。
でも、ダイソー製フェルトも今後も作品によっては使っていくと思います。

ここで写真を2枚入れますが、上の写真は左前足に植毛したフェルトを剥がしたところで、下は新たに左前足にグレーを混ぜて植毛したところです。
右足との違いが一目瞭然だと思います。
こうすることで毛の流れや立体感が少し出たと思います。

ちなみに下の写真を撮ったのが昨年の12月28日になります。

 

 


今回はここまでにして、次回続きを書きたいと思います。
それにしてもブログ更新間隔が空いてしまいましたが、実を言うと羊毛フェルトの作品づくりも今年の1月中旬以来取り掛かれない状態となっています。

まあ仕事などで時間が全く取れなかったのですが、この後は少し時間が取れる可能性がありそうなので、そろそろ新作に取り掛かりたいと思っています。

あと、今までブログ発信してからインスタ(個人用とは別アカウント)に紹介する形をとっていたのですが、ブログ更新はどうしても時間がかかってしまいます。
そこで今後はインスタ中心にして、ブログはある程度まとめ的に詳細を書く形にしようと思っています。

それとどうしても作品紹介だけでは更新が滞るので、インスタに関しては少し趣味系のネタも入れようと思います。
実際ブログとリンクしているツイッターは、最近音楽ネタのほうが多くなっていますので…。

また、時間が取れればブログを更新したいと思っています。

今回もブログ読んでいただきありがとうございました。

 

長らく書いていた『水鳥ミニギャラリー』編ですが、やっとのことで今回で基本最後となります。

そして最後に取り上げるのは、以前『VOL.3 6月制作水鳥ミニギャラリー その1 カルガモ-ボツVer』で取り上げたカルガモの最終完成のものになります。

以前のブログでも書いたかもしれませんが、以前カルガモをボツにしたあとで最後はリベンジとしてカルガモを再度作ろうと思っていました。
そして制作途中の写真は無いですが、以前のボツVerと一緒に撮った写真を載せます。

 

 

 

 

クチバシの先端が黄色い方が、新たに作ったカルガモになります。
ボツにした方のカルガモが6月制作で、新たに作ったカルガモは10月制作したものです。
こうしてみると4ヶ月の間に羊毛フェルトの技術が上がったのが、自分でも感じられました。

まずは全体のバランスからして整ったし、細かい模様や毛並みのグラデーションなどが個人的にも上手く行ったと思いました。

これならば他の作品と並べてもおかしくないので、最終的に新たに作ったカルガモをアヒルやマガモと一緒に組み入れました。
それが下の写真になります。

 


こうして11月初旬に完成した『水鳥ミニギャラリー』を無事出展することが出来ました。
この『水鳥ミニギャラリー』は現在も自宅に置いてあるので、どこかで機会があれば出展とかしてみたいものです。

最後に改めて『水鳥ミニギャラリー』全体写真を載せます。

 

 

ちなみに前回のブログで少し触れた羊毛フェルトで製作中のウサギですが、実は昨日完成しました。
こちらの方の方も後日ブログで紹介したいと思っています。
製作途中にちょこちょこ写真を撮っているので、途中経過も載せていく予定です。

今回もブログ読んでいただきありがとうございました。

遅ればせながら、明けましておめでとうございます。
年末年始は私用やら仕事やらでブログ更新出来ませんでした。
こんな感じでやっていますが、本年もよろしくお願いします。

前回『VOL.8 10月制作水鳥ミニギャラリーその4 ジオラマ風土台作り』と時期が前後しますが、予告どおり今回はカワセミを入れた看板を紹介したいと思います。

昨年9月に『水鳥ミニギャラリー』制作もある程度進んだ段階で、水鳥をなにか入れようか検討した時にふとカワセミはいいな〜と思い立ちました。
やはり色合いも結構綺麗だし、独自の華を感じたからです。

ただ、ここで問題が出てきました。
それはカワセミの大きさなのです。今回の『水鳥ミニギャラリー』に入れている水鳥は厳密に大きさを割り出しているわけではないですが、他の水鳥と比べるとカワセミは極端に小さいからです。

おそらく今回作った水鳥で一番小さいオシドリの半分以下ぐらいの大きさになると思い、それでは流石に小さすぎて通常の形で作るのは無理と判断しました。

しかし出展にあたり、作品の看板は自前で用意することを逆利用することにしました。
看板にカワセミを付けてしまえばカワセミの大きさも他と合わせる必要がないし、看板自体も作品の一つになるから見栄え的にもいいのでこの案で行くことにしました。

そして制作にかかりました。
いつものように下絵を書いたら、アヒルのヒレ用に買ってあったフェルトを下地にして羊毛フェルトを刺していきます。

 


そうやって2時間ぐらいで基本的なカワセミの形が出来たら、看板のもととなるフォトフレームにつけるのですが、裏地のフェルトだけだと支えが弱いため今回はその裏にダンボールを更につけました。

そうして元々ナチュラルカラーのフォトフレームを白く塗り、そこにカワセミをつけて看板フレームの完成です。

 


カワセミは今回はこのような形になりましたが、いつかは羊毛フェルトできちんとしたカワセミを作ってみたいものです。
カワセミは翼を広げたところも綺麗なので、出来ればその形で作れればいいけどそのためには色々と技術を磨かなくては…と思ったりもします。

そして看板は最終的にイラストレーターで中部分を作って、このように置きました。
(写真は前回のブログにも載せていますが…)

 


長らく書いてきた『水鳥ミニギャラリー』記事ですが、残すところあとひとつとなりました。(ひょっとしたら番外編もあるかもしれませんが…)
もう少しお付き合いお願いします。

現在は仕事などの合間を縫ってウサギを羊毛フェルトで作っています。
こちらの方はまだまだ完成までかかりそうですが、ブログで紹介できればと思っています。
そういったことで今年も不定期更新になりそうですが、当ブログをよろしくお願いします。
今回もブログ読んでいただきありがとうございました。

前回『VOL.7 8月制作水鳥ミニギャラリーその3 アオサギその2』の最後に書きましたが、今回は土台部分の制作過程の一部を紹介したいと思います。

今回の『水鳥ミニギャラリー』を制作するにあたって、羊毛フェルトで作った水鳥自体がそれほど大きくないことと、ただ水鳥を並べただけでは面白みがないと感じていました。

そこで、当初からプランとしてジオラマ風に飾ろうと思っていたのです。
ただ大きな土台を作るよりも、小さい土台をいくつか作ったほうが今回作品には合うと考えていました。

実際に緻密なプランがあったわけではないですが、アヒルやマガモは道端にいる形にして、残りは水辺にいるジオラマにしたいと思っていました。

それで土台作りの材料はどうしようと思ってネットで調べていると、ダイソーやセリアなどの100均にいいものがあるみたいなので、材料集めに行ってみました。

そしてセリアでジオラマ風土台ベースとして結構いいフォトスタンドがあったので、購入。
さらにセリアでは『ナチュラルモスマット』も購入しました。
このナチュラルモスマットが今回結構役に立ちました。

それまで芝生部分はどうしようか悩んでいました。模型店いかないと駄目かな〜と思っていたので、セリアでこちらを見つけたときは「これだ!」と確信しました。

そして木工ボンドで使う分を貼り付けて、更にダイソーで購入したガーデンフェンスも付けたのが下の写真になります。
 


ナチュラルモスマットだけだと単調な感じがしたので、セリアやダイソーで買ったフェイクグリーンを細々と入れて更に雰囲気を出してみました。

そして次はまだ何も入れていないところに、水辺を作ります。
まずは下地として下の写真にあるような『木かるねんど』を埋めていきました。
そして2〜3日ほど固くなるのを待ちました。

 



この『木かるねんど』ですが、他のねんどに比べて乾くと結構縮むのと若干ひび割れみたいな形になるので、その部分を埋めて更に1日固まるのを待ちました。
そして乾いた水辺の下地にアクリル絵の具で塗りました。

今回はアクリル絵の具もセリアで赤・青・黄・黒の4原色に白を加えて買ったものです。
アクリル絵の具については今後どれだけ使用するか解らないので、今回は100均の物を最小限買う形にして色は混ぜ合わせて使用しました。

そうして水辺の底が出来たらいよいよ水の表面ですが、当初はここをモデリングウォーター等ジオラマで通常使用するものを考えていました。
ただ結構高いことと、出来上がりの表面上が少しベタつき気味になるようなことがネットにあったのでどうしようか検討していました。

そうしたらネットで透明テーブルシートを使用した例があったので、色々とお店を回ったところ現在住んでいるところにあるお店で10cm単位で売っていました。

少し多めの40cm分買ったのですが、600円台ですんだので料金的にもいい選択となりました。
貼る前の透明テーブルシートと水辺の底を塗ったばかりの土台を撮りました。



少し見えにくいですが、土台の周りにはマスキングテープを貼っています。(色塗り用です)
そして水辺の底が乾いたら木工用ボンドを塗って必要な大きさの透明テーブルシートを貼りました。


ただそのままにしておくと透明テーブルシートが浮いてしまうので、今回土台制作用に100均で買った小石の詰合せに入っていた小石を上に敷き詰めて浮かないようにしました。

下の写真が木工用ボンドをつけたばかりの状態です。

 

 

こちらも木工用ボンドをが乾くまで2〜3日待ちます。
透明テーブルシートがついたら、隙間や波の表現用に木工ボンドを使いました。
この透明テーブルシートが思ったよりも効果テキメンで、海のように波が立つ場所はともかく池や沼のようなあまり水の流れが極端に出ない場所には有効だと思います。
 

こうして前回紹介したアオサギとオシドリを乗せて完成させました。
ここで改めて写真を入れます。



その後カワウとコサギ(こちらの羊毛フェルト制作写真は撮っていません)を置く土台も作りました。
こちらは大きめの石が欲しかったのですが、ちょうどいいものがないためダイソーでインテリアパークを買って代用しました。

下の写真のようにカワウ用は重ね合わせて大きな石に見立てました。
インテリアパークの下は画鋲を差して安定感を確保しました。

 


その後はインテリアパークで作った部分はアクリル絵の具で色をつけて、更により石に見た目を近づけるために木工用ボンドを少しつけて艶を出しました。
そうしてカワウとコサギを乗せた状態を撮ってみました。



実は『水鳥ミニギャラリー』を制作記事ですが、まだ続きます。
次回は上の写真にも入っているカワセミを入れた看板部分を紹介する予定です。

今回は長くなりましたが、ブログ読んでいただきありがとうございました。

本来なら一つ前に書くはずの内容でしたが、『羊毛フェルト作品展Vol.15』開催期間中にどうしても記事を書きたかったのでこちらを後回しにしました。

前々回『VOL.5 7月制作水鳥ミニギャラリーその2 アオサギその1』の続きになります。
話としては『アオサギ』が一度完成したのですが、次に作成した『おしどり』が出来たあとで並べてみると『アオサギ』がデカイことに気がついたのです。

実際に細かく大きさを取っているわけではないのですが、大体の比重で見ても『おしどり』が小さいのでなく『アオサギ』がデカイことと若干修正したいところもあったので、作り直すなら『アオサギ』の方にしようと思いたちました。

そして一度作った『アオサギ』を見直して羽部分と目は今までのものを活かすことにしました。
色味に若干の不満があった足については形は生かして、糸やフェルトを巻き直すことにしました。
そうしてまずは胴体と首を作り直したものを右下に置いて、修正前のものを撮りました。

 


大きさの比較が出来るように、今はほとんど使わない100円ライターを置いてみました。
昔ならはタバコの箱でも置いていたけど、10年以上前にタバコを止めたのでその名残の100円ライターがあったので置いた次第です。

その後胴体を付け替えて、顔とクチバシも新たに作成。足も色を変えて点け直したものを撮りました。
右下に写っているのは以前の顔と胴体になります。



それにしても羊毛フェルトはこういった修正が割とやりやすいのがいいところです。
以前のものはハサミで切り取ったのですが、新たに別の水鳥作成に使おうかと一瞬思ったのですが、意外と量が少ないことやかえって手間が掛かりそうなので結局は捨てることにしました。

ちなみに羊毛フェルトはカッターでは切りにくいので、切りたいときはハサミのほうがお勧めです。

 

こうしてみると大きさもそうですが、首の曲がり具合もリアルになったので修正したのは正解でした。
そうして8月中旬に改めて形にすることが出来ました。

その後に土台を作って、おしどりと並べたところを撮ってみました。(こちらは10月初旬完成して11月初旬撮影)



ちなみにアオサギの後ろのチョンマゲみたいな部分(正式には何と言うのだろう…)が長くなっていますが、前のものが外れてしまったため、新たに針金を入れた形で作り直しました。

それにしても『水鳥ミニギャラリー』についてはまだ制作記事が続きますが、もう少しお付き合いいただけると嬉しいです。
次は今回最後に出てきた土台部分の制作過程を紹介したいと思っています。

今回もブログ読んでいただきありがとうございました。