昨日、ランチ中
友人が旅に出たいと呟いていた。

旅か。
自分だったらどんな旅が良いか。
それが心に残って、早速図書館に
旅関連の本を借りにいく。
図書館には、たくさんの本がある。

ビビっときた本。
「美しいものを見にいくツアー
ひとり参加」益田ミリ
美しいものを見ておきたい、
40歳になり、なぜか急き立てられるように
旅に出た作家さんの話。

面白いところは、見てきたものの
説明だけじゃなく、
ツアーに一人で参加して、
自分の感じた事を書いているところ。

例えば、オーロラツアー。
ラッキーなら観られるオーロラ。
偶然観られた自分。
ツアーに参加していた新婚さんにも
教えてあげようと、反射的に駆け出す。
いつ消えるかわからないオーロラ。
人のことはいいから、
ちゃんとオーロラ見とかないと!
と、他の年長者の参加者に助言を受ける。
それもそうだな
と、赤の他人に気づかされる。 
そんな風に言ってくれた事も嬉しかったし、
駆け出した自分も好き。
そんな風に書いているところ。

誰が良いとかじゃなく、
自分の感じた事をそのまま書く。
素敵なこと。
しかも、一人旅というと、
全部自分で手配して行かなきゃいけない旅
なんだと思い込んでいたけど、
ツアーでも全然ありなんだと
思わせてくれたところ。
カッコつけていない。
あくまで目的は、美しいものをみる。

ブレずにカッコいい。
素敵な大人。

夏休み終盤。
家で、わちゃわちゃする息子。
そんな時に出会えて良かった本。


自分もわちゃわちゃに
巻き込まれないように。
よりご機嫌を意識したりする。