風と共に届く鈴の音が教えてくれる
少し冷たい風は僕の耳元でささやく
時の流れ
四季の流れ
夏がまた遠くに
あたりまえの蝉の音はいつしか和らぎ
あたりまえの今を迎える
季節の中
自分の中
新たな思いは
風と共に届く鈴の音が教えてくれる
花火を見つめる
浴衣の白は淡くキラキラ
笑顔の君を見つめる
うつむく君の愛しさ
いつまでも
いつまでも
夏の香は空に昇っていく
君の瞬きの一瞬を
花火の中に見つめ
心の中にやきつける
いく日もいく日も
悲しい酒を流し込む
押さえられない悲しみや虚しさは
なげいても
なげいても
消えるはずがない
今の自分から変わる事も逃げているから
心が弱い時は見えない誰かのせいにして
誰の声も届かず
きっと手探りで探し続ける
誰もいない町の中歩きながら
ショーウインドーの硝子を見て
透明人間は自分だときずく