◎肩関節の手術の対象となったのは、やはり、腱板断裂です。
腱板断裂とは、「肩関節を構成する4つの筋肉が上腕骨へ付着する部分(腱板)に断裂を生じること」で、加齢や腕や肩を使うお仕事、外傷、スポーツなどで生じます。
当院では、腱板断裂に対してはすべて傷の小さな肩関節鏡を用いた手術です。(※今でも腱板断裂の手術を、内視鏡ではなく、数センチ切って行う施設もあるそうです。)
手術時間は約50分(※断裂の大きさなどにより変わります。)で、終了後はベッド上で1時間休んだ後には、トイレに歩いて行ったり、ご飯を食べたりできます。
入院期間は約1週間、そして、わきを開いたまま固定するような大きな装具を数週間に渡り装着することはありません。2000円程度の三角巾をつけるだけです。
◎肘関節鏡手術は、難治性のテニス肘(正しくは上腕骨外側上顆炎)に対して行われました。
テニス肘は、ほとんどの方が安静や薬、注射、リハビリなどで改善するのですが、一部、難治性の方がいらっしゃいます。
その場合、肘関節鏡手術による治療が必要となることが多いのですが、まだテニス肘に対する肘関節鏡手術を行える施設や医師が少ないのが現状です。
環状通東整形外科では、堀田院長、木村副院長ともに肘関節鏡手術を得意としております。
◎テニス肘以外に肘関節の手術としては、肘関節の内側の腱縫合や肘の痛みや手の痺れの原因となる肘部管症候群に対する尺骨神経移行術が行われました。これらは肘関節鏡のような内視鏡手術はできないため、皮膚を数センチ切っておこないます。
では、また。良い週末を。
↓HBC「北のビジネス最前線」で
環状通東整形外科の取り組みが放映されました。
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環状通東整形外科では、
肩の痛み(腱板断裂、凍結肩、肩関節脱臼、石灰沈着性腱板炎、関節唇損傷など)、
肘の痛み(テニス肘、ゴルフ肘、野球肘など)、肘部管症候群、
膝の痛み(半月板損傷、変形性膝関節症、前十字靭帯断裂など)、
各種スポーツ障害に対して、
外来〜入院〜手術〜リハビリまで院内でしっかり対応しております。
手術はキズの小さな関節鏡手術を中心に行なっており、中でも肩関節鏡による腱板断裂の手術や、肘関節鏡による難治性のテニス肘などに対する手術件数は、クリニックとしてはトップクラスの件数となっています。
(※腱板断裂の手術は全て肩関節鏡で行なわれ、平均の入院期間は1週間程度です。
また、手術時間は50分前後です。
他施設ではあまり行われていない難治性のテニス肘に対する肘関節鏡手術も行なっています。
また、17床の小さなクリニックですが、常勤医は整形外科医2人、麻酔科医1人の計3人体制で、安心安全な診療・手術を提供することを心掛けております。
電話 011-780-8080
…………お知らせ…………
★当院のリハビリスタッフが勤務する整骨院、
「かんじょう通り鍼灸整骨院」
は夜間と土曜日の営業です。
環状通東整形外科のリハビリ時間に間に合わない、
仕事の関係で土曜日にリハビリをしたい、
と言うかたは、ぜひ、こちらへどうぞ。
月曜日〜金曜日は、
17:30〜20:00の夜間帯、
土曜日(毎週)は、
9:00〜12:00、
となっております。
電話は
011-788-9290
です。
お待ちしております!(^ ^)