今は以前はわかっていなかったことが、少しずつわかってきています。

 

その一つに、花粉症のことがあります。今は本当に多くの方が花粉症で悩んでいます。又、何かのアレルギーを持っている方も多く(ダニやハウスダストなども)、患者様の中でも殆どと言っていいくらい、何かのアレルギーを持っている状況です。

 

もう当たり前になっているようなスギ花粉症ですが、日本で発見された第一例は、1963年の日光市の方だったそうです。当時は日本人は花粉症にはならないと言われていたようです。

 

当時、「日本人は花粉症にならない民族」とまで言われていたそうです。今では考えられないですね。。今では全くの真逆で、世界で一番アレルギーになる民族だとも言われるようになっています。

 

その要因は、腸の腸内細菌の激減だと、アレルギーをずいぶん昔から研究されている東京医科歯科大学名誉教授の藤田絃一郎先生は言っています。

 

最大の自然治癒力は腸内細菌にある!と言われているこの先生は、もう何十年も前からうつ病や自閉症などの心の病気も、体の病気も腸で決まる。と言われています。

 

これまでなかなか理解されていなかった事なのですが、最近になってようやく医学的にも科学的にも立証されてきたようです。

詳しくは先生の対談からご覧ください

 

 

腸内細菌の役割には、脳のセロトニンやドーパミンという幸せに感じる物質が脳で作られると今まで言われていて、実際にそのようですが、その前段階の元を腸で作っていたことがわかってきたようです。

 

ですから、腸の環境が悪いと、脳でセロトニンやドーパミンの不足になり、それは精神的な問題を引き起こす要因となってしまう事になります。

 

便秘の方も今は多いのですが、便とは大半が腸内細菌の死がいと腸壁細胞の死がいで、あとは水分のようです。詳しくはこちらから

 

腸内細菌の新陳代謝が便の多さと関係し、一般的にも言われている「大便は健康のバロメーター」ということです。

 

腸を整えることが精神的な事にも重要だということは、私も患者様のお体を診ていて経験で知ることも多かったです。精神的な問題がある方には、食べ物の影響で腸に影響している方が多いです。

 

好きなものを食べ過ぎて、それが自分に合わない食べ物となり、それが腸に影響する問題(小麦や砂糖やコーヒー、乳製品など普段日常多く摂っている物に多い‥)、重金属が腸に停滞している問題(缶から溶け出した金属や缶ビールなどのアルミ缶から溶け出した金属が体内に入っていしまう問題‥)

 

こうした腸の問題が様々ありますが、

 

腸の粘膜を良くする為には、お酢が有効なようです。本来腸内細菌が食物繊維を分解すると、酢酸、酪酸という物質が産生されるようです。それはお酢と同じ物質なので、お酢が腸の粘膜修正に役に立つということのようです。

 

こうした腸を整えることが、根本的に精神的な問題を変える事になることは、体、心すべてが繋がっている事を教えてくれます。

 

気分が安定しないなど、今は本当に多く、身体の症状で来られた患者様が実は精神の問題が原因のこともとても多いです。。

 

まずは自分からできる腸の改善をすることが、すべての健康のことにも繋がるような気がします。まずは腸を整えて下さい。

 

横浜ホリスティック治療室