最近、咳が止まらないという方が多いと感じます。

 

風邪ではないのに、いっこうに咳が止まらないという症状が起きてしまい、特に夜中や朝方に起き始めるという方も多く、起き始めると止まらなくなり、ひどい方になると、ゼイゼイと喘息のように息苦しくなる方もいます。急に寒くなってきたこともあるかもしれませんが、たぶん自律神経が乱れたまま急な気候の変化に、体が対応できない方も多いのだと思います。

 

こうした方々は、他にも身体的な症状や何か体の変化を感じるようなことも多く、体は何か連鎖的に複数の症状を起こすことも多いです。

 

殆どの方が、咳に伴い肩こりや首の張りや痛みがあり、咳やのどの症状と肩こりや首の張りとの関係性があることも多いです。(遺伝的に気管支や肺の機能が弱い方もいます。両親やおじいちゃん、おばあちゃんなど自分の家系で気管支や喉、肺の何かの症状がある方は、自分でも人一倍体に気を付けないといけません)

 

こうした方は慢性的な肩こりや首の張りを長年抱えておられる方も多く、慢性的な肩こりや首の張りの原因を知って、これを早めに改善しておいた方が良いです。しかし、多くの方はストレスで肩こりや首の張りを起こしていることも多いので、一筋縄ではいかないこともあります。。慢性的な症状を改善するには、歳を追うごとに、どうしても生活を見直したり、生活を変えないといけなくなっていきます。

 

先日も、患者様が急な体の変化があり、来られました。

急に咳が起き始め、咳が止まらなくなってしまったと言われていました。日中でも咳が起き始めると止まらなくなり、そのせいで息苦しくなってしまうこともある状態です。

 

この方は女性で、生理時の出血も多く、いつもと違う体の変化に不安になられていました。体をお調べすると、施術だけでは難しい部分もあり、生活を変えて頂く提案をしました。

 

体を温める為にいつもより長くお風呂につかること。具体的には毎日8分から10分くらい湯船に浸かってもらうこと。寝る以外に横になる時間を増やすこと。(毎日寝る以外に1時間は横になる、リラックスする時間を作ること)その他、5項目くらいのことを生活に取り入れてもらい。

 

こうした日常でできることでその方の体の体調を変えていくこともできます。いつもいかに体を休めていないか、ということも多いです。

 

1週間で出血も止まり始め、咳も2週間後には止まり始め、その後ストレスがあって又次第に出始めましたので、そのストレスの軽減することを行いました。

 

その後婦人科に行ってみたら、良性であるが子宮体部の細胞に癌化の恐れがある細胞があると言われました。しかし、婦人科では1年後に又検査に来て下さい。と言われただけで、この良性ではあるが癌化する可能性のある細胞を今どうすれば良いのか?お話を聞けななったようです。

 

自分で生活を変えていくしかないと思います。今までの生活では体の抵抗力や力が弱まってしまっていきますので、未病から病気に移行していく傾向は抑えられないように思います。

 

この方は、会社で今まで我慢しているストレスがあり、それが今までは若かったので、体にそこまで影響がなかったと思うのですが、年齢を重ねていくと、自分の免疫力も低下してきて、今までの生活の仕方では体がストレスに耐えられなくなってきてしまったようです。

 

こうした細胞レベルにまで影響が出る前に、いくつかのサインが出ていますので、いち早く生活を変えて病気に至らないようにしないといけません。

 

年齢を重ねていくと、慢性的な肩こりが一つのサインであることもありますので、こうした小さいことでも後々影響することと関係することもありますので、体には気を使っていかないといけないのだと思います。

 

横浜ホリスティック治療室