人は実際にいろんなことに反応しています。日常、自分では気づいていないけど、誰でも何かに反応していることがあります。

 

反応というと、少しわかりずらいですが、具体的に言うと一般的には、食べる物に体が反応していることであります。これは食物アレルギーということですが、この症状は、体に湿疹が起きたり、何か体に表れることでわかることが多いです。

 

しかし、食べ物ではなく、その「何か」というものが、ある特定の人であったり、又は人そのものであったりします。自分とまったく関係のない他人でも、又はその他人も自分に何か危害を加える可能性がなくても、その人にとっては反応する対象になります。何かわからないけど、人に対しての恐怖を感じる方もいます。

 

自分が何に反応しているのか、わかっていればそれを避ければよいのですが、今はこのこうした何に反応しているのか?わからない状態で体がダメージを受け続けている方も増えています。

 

昨日も、パニックに急になってしまった方がおられました。この方は、パニックになる理由がわかっていました。ある特定の人に対しての反応です。メールやラインでも反応してしまうので、見ないようにしておられましたが、このくらいならと少し見てしまったことでパニックになってしまったようです。

 

その対象に意識がいってしまったことだけで、反応してしまう自分にも疲れてしまうのですが、こうなると常に緊張した状態ですので、ちょっとの刺激が体に影響してしまいます。この方は胸や背中が押さえつけられるような身体的な症状も起きて、呼吸も苦しなってしまう。こうした一連の身体の反応が起きてしまうようです。

 

自分の話をされると落ち着きを取り戻しましたが、ある特定の人との関係でいろんなことを想定して、自分が有利に立つことを考えておられたようで、、しかし自分の感情を率直に言えないことが裏にはあり、こうした感情が関係した体と心の問題は、今とても多いです。

 

信頼できると思う方が、身近にいる、いない、ということもこうしたことに関係していることも感じます。こうした方には、自分ですべて何とかしようと思われている方も多く、自分で多くのことを抱えていることが体に影響していることも多いです。今は誰でも気持ちを安定させることが難しいのだと思います。

 

自分がホッとできる時間を持つ事、相談できる信頼できる人がいること、自分の体の事だけではなく、自分の気持ちを楽にできるようにすることが、日常に必要です。健康になるには、遊ぶことが必要になってきているのは、それだけ緊張感がある生活を多くの方がされているからです。しかし、それに自分が気づいていないことがあり、その状態に危うさを感じてしまいます。リセットする時間を作って自分を楽にすることが日常で必要なのだと思います。

 

横浜ホリスティック治療室