体の一時的な大きな変化は、その後の体に大きく影響します。

 

先日も、このような方が来られました。

 

 

急に朝起きたら目の前の視界が揺れるように、物がちゃんと定まって

 

見えなくなってしまう症状が起き、その日はどうしようもなく仕事を休

 

み、横になって少し寝ていたら、体が思うように動かせなくなってきて、

 

歩けなくなってしまったので、急いで病院に行ったら、脳梗塞の疑いが

 

あるということで、即入院されたそうです。(この方は3年前にも右脳梗

 

塞で左半身が一時的に動かさなくなっていたようです。今は回復して

 

います)

 

 

小脳梗塞で、薬のみで手術はしなくて良かったようです。その後、この

 

方はとても回復が早かったようで、3ヶ月の入院リハビリで、普通に歩

 

けるようになり、もう少し入院した方が良いのでは?と医師から言われ

 

たそうですが、リハビリの先生も大丈夫だと言われ、退院して良かった

 

なーと思っていました。

 

 

そうして、4日後くらいから、体がフラフラし始めて、この方の表現では

 

「酔っぱらっているような感覚」と言われていましたが、歩く動作をしよう

 

とすると、体がフラフラして長く歩いていると次第にこのふらつきが強く

 

なり、酔っぱらったような感じで頭は気持ちよい感じだそうですが、歩く

 

のが危なく感じられるという状態になってしまうようです。

 

 

病院に相談しても、「まだ一年経ってないから様子を見て下さい」と言

 

われ、あまり真剣に取り合ってもらえなかかったようです。

 

 

こうしたこの方のような、何か体に大きな変化が起きた後には、体の

 

状態もすぐに回復しない事も多く、このような実際に普段の生活に入る

 

段階で、体の内部の状態を詳しく知ることも大切なことです。

 

このような大きな体に変化があったということは、それ以前から当然自

 

律神経が乱れた状態があり、病院ではこの自律神経の状態を確認す

 

る方法がありませんので、こうした家に帰ってから「何か体がおかしい」

 

という状態が起きてしまうことがあります。

 

 

この方の場合は、手術をしていませんが、何かの術後に「体調がおか

 

し」と言われる方は多く、もう何もかも終わっているはずなのに、体の

 

異常を感じられて、お問い合わせを頂くことも多いです。

 

 

この方の場合は、もっと病院で入院するべきだったこと(ご自分で回復

 

が早かったこともあるかもしれませんが、梗塞が起きて一時的にも脳に

 

血流がいかなかったことがありますので、もっと休息が必要だったと思

 

います)、そして回復する為に今のお体に必要な栄養素を摂る必要が

 

あったこと(この方の場合は、ミネラルのカリウム、ヨウ素が不足してい

 

ました)、あとこれも自律神経の影響だと思われますが、電磁波に過敏

 

になっている状態でしたので、これも普段の生活に入って、体調が悪く

 

なった要因だったと思います。休息も必要な状態で、寝る時間以外に

 

横になる時間(最低1時間)を増やして、体を休めなくてはいけない状

 

態でした。それだけ、まだちゃんと体が回復していなかったということで

 

す。今後この回復傾向を見ていく必要があります。

 

 

この方は体力がありましたから、そこまでの大きな影響が普通の方より

 

少なかったかもしれませんが、こうした大きな体に影響した後のケアが

 

本当に大切なことだと思いました。自分が思っている以上にダメージを

 

受けている事もあるので、こうした大きな体の変化があった後は、まず

 

体を長期に休める事が大切です。

 

 

横浜ホリスティック治療室