体調を大きく崩される時には、何かのキッカケになる事があります。

 

以下が患者様が言われる「こうしたことがキッカケで原因がわからない

 

症状が起き始めた」という例です。

 

 

 

・高熱が出た後

 

・事故後、又は外傷後、又は手術の後などの後から

 

・精神的なストレス(何かショックなことがあった後しばらくしてから)

 

・肉体的なピークから解放された後、又は気持ちがホッとした後から

 

・風邪を引いた後から

 

 

こうした何かのキッカケになることがあった後に、何かの体の大きな

 

崩れが生じたような症状が起き始めたという方は多いです。

 

 

 

こうした後に病院に行っても、原因がわからないと言われることが多く、

 

このようなキッカケで症状がなぜ起きるのか?

 

わからない状態で、悩んでいる方は多いです。

 

 

 

上記のキッカケとなる事は、すべて一括りにすると、体にとっては「スト

 

レス」になることです。

 

 

普段は何とか体は平衡を保つために、自律神経が働き、何とかバラン

 

スをとっていたのだと思います。

 

しかし、今までのストレスとは異なる大きなストレスが加わると、体は

 

今までの平衡状態を保てなくなり、今までの状態とは異なる自律神経

 

のモードになります。(この時に切り替わるのは、副交感神経です)

 

 

 

こうした何かのキッカケが起きる症状の方は、その以前から疲れが持

 

続的にあり、又は何か日常での生活がとても忙しかったり、又は仕事

 

や家庭など、又はいろんな人間関係で悩み、緊張していた状態にあっ

 

た方が殆どです。このような状態は、交感神経が優位になっている状

 

態で、交感神経緊張状態です。

 

 

 

先程お話した、何かのキッカケがあった後に「今までとは異なる自律神

 

経のモード」になるのは、交感神経から副交感神経が優位な状態に

 

切り替わる為です。

 

 

体はずーと同じ緊張した状態は持続できませんので、こうした何かの

 

キッカケで自律神経が切り替わり、「今は休みなさい!」という体の状

 

態になります。

 

 

しかし多くの方が、自分が無理をしていていたり、悩み続けていた事な

 

どが、ここまで、体を緊張させ、心身のバランスを崩すくらいのギリギリ

 

の状態でいたことの認識が殆どないので(交感神経優位になり興奮し

 

ていて気づけない状態でもあります)、こうした新たな大きなストレスに

 

体が対処できなくて、一旦休む必要があるモードのなります。

 

 

こうした体調が急に変わってしまうことが多くの方に今起きていますの

 

で、自分の自律神経の働きの調節がとても大切です。

 

同時に体はこうして自分の意識にない所で常に働いていてくれている

 

ということを知ることで、急な体の変化に慌てない事も大切なことです。

 

 

もし何か急に体調がおかしくなり、病院で何も原因がわからない場合

 

は、こうした自律神経の乱れが生じていることが殆どだと思います。

 

焦らないで、まず自分の体を休める時間やリラックスする時間を多く

 

とったり、体を温めたりしてみることです。それでもなかなか回復しない

 

時は、自律神経のバランスを回復する為に何かの体への刺激が必要

 

な状態でもあります。

 

 

横浜ホリスティック治療室