脳のことが、いろいろ分かり始めていると

いいます。しかし、実際に脳の様々な現象がなぜ起きるのか?

脳にいろんな能力がなぜ備わっているのか?

これは、分からないと言います。

 

科学は、「仕組みを突き止めるもの」で、

なぜ?そのような現象が起きるのか?までは

分からないようです。

 

 

昨日、お問い合わせを頂いた方の話の中の流れで、

自分は「臨死体験のような幽体離脱の話」を

聞きました。私は、そんなにスピルチュアルな人間ではないので、

このような体験は、したこともないので

そういう事に興味があったり、体験をする人は多いんだなと

いう感じで聞いていました。

 

 

そして昨日の夜に、たまたまyoutubeで、

以前、NHKで放送した、

「臨死体験 その時心はどうなるのか」という

動画を見つけました。

その放送は知らなかったのですが、

昼間の問い合わせの事とリンクしている感じで

不思議な感覚でしたが、

こういう時は、自分にとって何か必要なことが

あるので、見てみました。

 

臨死体験も今は、脳科学で研究対象になっており、

それだけ多くの方が、この臨死体験を経験している

ことで、研究者もこの事と脳の働きとの関係を

知ることで、脳のことがさらにわかるのではないかと

思っているようです。

 

研究によれば、人間はこの臨死体験をする能力が

元々備わっていたということがわかってきて、

ある科学者は、意識と現実の間で作り出される、

感動的で根源的な現象だと言っていました。

これには、意識とはそもそもどのようにして起きるのか?

自分が自分だと意識するようにいろんなことを感じる意識

はどのようにして脳で起きているのか?

これには、目を覚まして起きている時の神経の繋がりが

電気の信号で広がっていくことで起きる現象が関係しているようです。

(詳細は又長くなるので、ご興味のある方はyoutubeをご覧ください)

 

このような臨死体験に限らず、

自分で感じる様々なこと、又は感覚は、

脳で起きている事だということが、わかります。

これですべてが説明できる訳ではありませんが、

これは、私が日々治療をする経験で、

患者様が言われる難解な症状、

例えば「見える視界が斜めに見える症状」を起こす要因を

理解することにもなると思います。

 

脳のどこかで、神経の繋がりを起こす、

電気的な変化の不具合が、空間の認知する能力が

低下して、それは視覚を繋げる経路にも影響するのでは

ないかと思います。脳はそれだけ、膨大な情報を繋げる経路が

蜘蛛の巣のように張り巡らしています。

私達は、日々何かを考えたり、経験することで、この繋がりを広げて

いるのですから、原因がわからないと言われる症状には、このような

脳の状態と関係があるのだと思います。

 

横浜ホリスティック治療室