症状には、様々な要因があります。普段の生活の
要因によるところも大きく、これが症状が長く続いて
しまってしまう要因にもなることがあります。
突然起きたような症状でも、その状態にいたるまでの
過程があります。
自律神経の問題とは、このような日常で自分でも気づかない
ことで、起きてしまっていることが多いことに難しさがあります。
不安に思ったり、傷ついたり、生きているといろんなことが
あり、それによって自律神経は乱れていきます。
症状の要因が、身体的なことだけにあるのではなく、
ネガティブな感情を思ってしまうことでも起きてしまいます。
それは、医学的に言われていないことですが、体の症状は
心の部分と密接につながっていることの表れで、
症状の原因とは、これら広い範囲から起きてしまうという
事です。
今、一般的に言われている事とは、異なりますが、
私達は、しらないうちにそんな価値観にとらわれてしまって
いることもあります。
自分の症状の原因がわからないことで
不安になり、症状を改善することを遅らせたり、
症状をさらに強めたりすることもあります。
不安や心配で、医師に頼りたくなり、結果として、
自分で治す意識がなくなることが、免疫力や自然治癒力を
低下させてしまうように思います。
体を改善するには、気持ちが安定すること(不安や心配が
なくなる事)が、必要です。患者さんが、こう思えるように
なることが、治療する上で大切なことだと感じます。